エナメルボンデージ美学

5.1970年代後期地下世界からボンデージモードが再浮上

■1970年代後期~1980年代…BONDAGEが再浮上

ボンデージ愛好家の雑誌『ボンデージ・ライフ』等の雑誌で、女性同士のボンデージプレイや女性主導形式のボンデージを楽しむ愛好家なども広まった事も重なったり、ファッションモードとしてもジャンポール・ゴルチエやエルメス、キム・ウエスト等がボンデージを発表していく。音楽界でもパンクファッションなどから一般社会へと最浮上していくことになった。

リサ・ライオン
リサ・ライオン

1980年代は、一部の社会現象の中で女性の鍛え上げられた肉体の『肉体美術と精神の追求』として、衣装や化粧によって変化すのではなく、時代や環境に左右されないために生き抜く肉体が必要とした『肉体主義』‥リサ・ライオン等がとりあげられ、ヘルムト・ニュートンなどによって撮られ、ヴォーグ雑誌等で話題をよんだり、多くの画家達のモデルにもなった。次々に各雑誌やTV等でもマッスル・ウーマンをとりあげ、鍛え上げられた女性の肉体美とそのフォルムや動きなどにセックスアピールを感じ始めていた。音楽界ではマドンナの肉体改造等も話題になった。

■1970年代後期~1980年代…BONDAGEが再浮上

マニアの間だけでアンダーグラウンドに地下世界で開催されていたフェティシュイベントやSMイベントなどが、クラブイベント他、ファッションモードの世界等で、『フェティシュファッション』・『ボンデージファッション』と言う独自の素材やスタイルで脚光を浴びるようになってきた。その背景やフェチと言う俗語の間違った解釈も流行って話題にもなっていった。フェティシュファッションとは、極端または性的な挑発を意図して制作された衣服またはアクセサリーを使用したファッションスタイルです。一般的にはあまり使用されるものではない。

Marquis
Marquis

フェティシュ雑誌などでその最先端を行っているのが、1994年にドイツで発刊された『Marquis』などがよく知られていてフェテッシュ愛好家には大人気マガジンです。現在でもその人気は衰えていない。
1980年代後期から1990年代前半のボンデージについては、そのものの持つ意味や解釈・語源も深く広範囲なので、一概に語る事はできない。
この時代のボンデージコスチュームについては、黒が基調とされていたが、時代の進化と共にPVCやラバーもカラフルな色合いのバリエーションも増えてきて、ボンデージコスチュームとしての組み合わせの選択範囲も大きな広がりをみせてきたが、PVCエナメルボンデージについては、圧倒的に今だ黒ボンデージの人気が高いと言えます。

◆ボンデージ(Bondage)とは? (Wikipedia参照)

ボンデージ(BONDAGE)…性的興奮を得るための拘束行為または道具とある。
BDSM(ビーディーエスエム)…人間の性的な嗜好の中で嗜虐的性向を一纏めにして表現する言葉。
「B」…Bondage(ボンデージ)…拘束、緊縛
「D」…Discipline(ディシプリン)…支配者と服従者
「SM」…Sadism & Masochism(サディズム & マゾヒズム)
※ボンデージとは本来拘束状態を示す英語で、SMプレイの事を指すよに用いられた結果、その定義と解釈は広範囲に渡ってしまっている。Bondageは「束縛」、「拘束」、「囚われの身分」、「囚われの状況」を指す言葉であり、字義的には支配的なパートナーが服従的なパートナーを何らかの形で拘束・束縛することがボンデージと解釈することができる。

◆ボンデージとボンデージコスチュームの誤解釈

一般的にボンデージと聞くと頭に浮かぶのがSMプレイの女王様が着ている着衣と思いがちですが、ボンデージとボンデージコスチュームも混同しがちですが、その目的使用によっても広範囲です。BONDAGE(拘束)=ボンデージコスチューム(拘束着)との解釈できますが、ボンデージコスチュームについて言えば、何らかの理由で他人あるいは自分自身に危害を加える恐れのある者に着用させるための衣服との捉え方になります。

◆サディズム(S)とマゾヒズム(M)のSMの歴史・語源

マゾヒズムである人間が同時にサディズムであるケースがあり、同じことであるが逆の場合もある。このような場合、「サドマゾヒズム」と呼ぶ。マゾヒズムの人間やサディズムの人間は必ずサドマゾヒズムなのかというと、一概には言えない。しかし、「サディズムとマゾヒズムは表裏一体である」という主張が古来よりある。19世紀に「サディズム」の語源となったマルキ・ド・サドと「マゾヒズム」の語源となったザッヘル・マゾッホが両者共にサドマゾヒズム(サドは元来マゾヒズム的な嗜好を持っており、マゾッホは結婚した際、SMプレイで妻にM役を命じた)であった。

◆フェティシズムとは‥?

フェティシズムとは、現代の日本においての多く耳にする言い方として俗語でフェチと言ってます。心理学的な面でのフェティシズムは性的倒錯のひとつのあり方で、『性的フェティシズム』を指す事が多い。ある特定のものに拘って特定の物に執着したり、人体的パーツや衣服類、性的興奮を覚えたり、異常的な心理的興奮や性的興奮を指している場合に使われている、その趣向により範囲は広く多種多様です。フェティシズムを向ける対象を『フェティッシュ(fetish)』・フェティシズムの志向を持つ人を『フェティシスト(fetishist)』と言います。

◆フェティシュとは‥?

フランス語の「フェティッシュ(物神、呪物) 」から生じた言葉であり、ある対象、あるいはその断片を偏愛する態度のこと。18世紀に初めて「フェティシズム」という言葉を用いたシャルル・ド・ブロスによれば、この言葉は15世紀後半にアフリカを訪れたヨーロッパ人が、そこで崇拝の対象とされていた歯、木片、貝殻などを指すために用いたポルトガル語の「フェイティソ(魔術、呪符)」に由来する。したがって「フェティシズム」とは第一に宗教学や人類学の領域における「物神崇拝」という意味を有する。その後、ド・ブロスの著作を読んだマルクスは、商品によって循環する資本主義社会にこの「物神崇拝」的性格を見出し、商品経済をめぐる独自の「フェティッシュ」論を展開した。さらにその後、このフェティッシュおよびフェティシズムという言葉は、フロイトに代表される精神分析の議論においてさらに深く展開されることになる。19世紀後半に生じたこのフェティシズムの個人多様化にともなって、「倒錯的な性的嗜好」としての「フェティシズム」という用語が新たに誕生する。日本語では「フェチ」という略語によって広く知られるように、今日この言葉は、かつての集団的ないし宗教的な含意からは離れ、一般に特殊な細部や部分対象への偏愛を指す概念として理解されている。

☆エナメルボンデージコスチューム美学–痴女M性感カリスマの捉え方☆

痴女M性感カリスマ<.の捉えるエナメルボンデージコスチュームは、『拘束着』である事は無論の事、女性の流線系ボディラインを一番美しく魅せるためのボディスーツであり、女性を美しく輝かせる光沢素材衣装として、無機質なテカテカツルツルの素材感の肌ざわり、男性を強く惹きつけるための性フェティシズムの記号です。エナメルボンデージコスチューム(エナメルグローブ・エナメルニーハイ・コルセット)を着たその女性の肉体とスチューム衣装の間に生まれる性的フェティシズム。女性主導形式の記号として、やがて誰しもが老いはてていく‥時間と肉体の老化・腐食を防ぐためのボディスーツでもあり、女性の美と性を永遠に保つためのものでもあります。来るべき近未来へ向けたM性感快楽追求者のための痴女M性感カリスマ痴女の記号であります。

   

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