ボンデージ(Bondage)とフェティシズム?

◆ボンデージ(Bondage)とは? (Wikipedia参照)

ボンデージ(BONDAGE)…性的興奮を得るための拘束行為または道具とある。 BDSM(ビーディーエスエム)…人間の性的な嗜好の中で嗜虐的性向を一纏めにして表現する言葉。 「B」…Bondage(ボンデージ)…拘束、緊縛 「D」…Discipline(ディシプリン)…支配者と服従者 「SM」…Sadism & Masochism(サディズム & マゾヒズム) ※ボンデージとは本来拘束状態を示す英語で、SMプレイの事を指すよに用いられた結果、その定義と解釈は広範囲に渡ってしまっている。Bondageは「束縛」、「拘束」、「囚われの身分」、「囚われの状況」を指す言葉であり、字義的には支配的なパートナーが服従的なパートナーを何らかの形で拘束・束縛することがボンデージと解釈することができる。

◆ボンデージとボンデージコスチュームの誤解釈

一般的にボンデージと聞くと頭に浮かぶのがSMプレイの女王様が着ている着衣と思いがちですが、ボンデージとボンデージコスチュームも混同しがちですが、その目的使用によっても広範囲です。BONDAGE(拘束)=ボンデージコスチューム(拘束着)との解釈できますが、ボンデージコスチュームについて言えば、何らかの理由で他人あるいは自分自身に危害を加える恐れのある者に着用させるための衣服との捉え方になります。

◆サディズム(S)とマゾヒズム(M)のSMの歴史・語源

マゾヒズムである人間が同時にサディズムであるケースがあり、同じことであるが逆の場合もある。このような場合、「サドマゾヒズム」と呼ぶ。マゾヒズムの人間やサディズムの人間は必ずサドマゾヒズムなのかというと、一概には言えない。しかし、「サディズムとマゾヒズムは表裏一体である」という主張が古来よりある。19世紀に「サディズム」の語源となったマルキ・ド・サドと「マゾヒズム」の語源となったザッヘル・マゾッホが両者共にサドマゾヒズム(サドは元来マゾヒズム的な嗜好を持っており、マゾッホは結婚した際、SMプレイで妻にM役を命じた)であった。

◆フェティシズムとは?

フェティシズムとは、現代の日本においての多く耳にする言い方として俗語でフェチと言ってます。心理学的な面でのフェティシズムは性的倒錯のひとつのあり方で、『性的フェティシズム』を指す事が多い。ある特定のものに拘って特定の物に執着したり、人体的パーツや衣服類、性的興奮を覚えたり、異常的な心理的興奮や性的興奮を指している場合に使われている、その趣向により範囲は広く多種多様です。フェティシズムを向ける対象を『フェティッシュ(fetish)』・フェティシズムの志向を持つ人を『フェティシスト(fetishist)』と言います。

◆フェティシュとは?

フランス語の「フェティッシュ(物神、呪物) 」から生じた言葉であり、ある対象、あるいはその断片を偏愛する態度のこと。18世紀に初めて「フェティシズム」という言葉を用いたシャルル・ド・ブロスによれば、この言葉は15世紀後半にアフリカを訪れたヨーロッパ人が、そこで崇拝の対象とされていた歯、木片、貝殻などを指すために用いたポルトガル語の「フェイティソ(魔術、呪符)」に由来する。したがって「フェティシズム」とは第一に宗教学や人類学の領域における「物神崇拝」という意味を有する。その後、ド・ブロスの著作を読んだマルクスは、商品によって循環する資本主義社会にこの「物神崇拝」的性格を見出し、商品経済をめぐる独自の「フェティッシュ」論を展開した。さらにその後、このフェティッシュおよびフェティシズムという言葉は、フロイトに代表される精神分析の議論においてさらに深く展開されることになる。19世紀後半に生じたこのフェティシズムの個人多様化にともなって、「倒錯的な性的嗜好」としての「フェティシズム」という用語が新たに誕生する。日本語では「フェチ」という略語によって広く知られるように、今日この言葉は、かつての集団的ないし宗教的な含意からは離れ、一般に特殊な細部や部分対象への偏愛を指す概念として理解されている

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